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どら猫亭日乗

読書や音楽、時評もどき(?)など、なんでもござれのブログです。

ラケル・アンドゥエサ@ラ・ガラニアリサイタル@名古屋宗次ホール

今日は、名古屋市にある宗次ホールにて開催された、ラケル・アンドゥエサ&ラ・ガラニアのリサイタルを聴きに行きました。

ラケル・アンドゥエサさんはスペインの生まれ。主に、古楽アンサンブルで活躍中のソプラノ歌手です。そして、彼女の伴奏を担当するラ・ガラニアは、ヘスス・フェルナンデス・バエナさんのテオルボ、ピエール・ピツルさんのバロック・ギターで結成したデュオです。
今年1月、NHKFM「ベストオブクラシック」の古楽特集で、彼女たちの演奏の模様が放送され、リスナーの絶大な支持と絶賛、大きな話題になりました。そしてこの度、来日公演が決定、今日のリサイタルが開催されたのです。

プログラムは、17世紀のスペインとイタリアの歌曲を中心に組まれました。モンテヴェルディやリュリ、サンスにメールラなど、愛の苦悩と狂気をテーマにした歌を披露しました。

ラケルさんは、素晴らしい美声だけでなく、ドラマティックな歌唱力で我々聴衆を魅了しました。もうオペラ歌手みたいで、その一場面を観ているかのようでした。17世紀の曲とは思えないくらい、激しいエモーショナルな、ロマンティックな歌曲を、全身を込めて、時にユーモアを秘めて歌ったラケルさん。とてもチャーミングな方です。
合間に、バエナさんとピツルさんの器楽曲も演奏しました。フォリア、パッサカリアシャコンヌなど、スペイン情緒たっぷりの舞曲揃い。弾く弦の音色に聴き惚れていました。
FMで聴いたとおりの、いやそれ以上の演奏でした。

アンコールは、モンテヴェルディのマドリガーレと、熊本の民謡「五木の子守歌」でした。熊本での震災に心を痛めて、被災者たちへの祈りと復興の希望を込めて歌いました。これも心に染み入る名演奏でした。

終演後にはサイン会もありました。前の方が記念写真を撮っていらしたので、僕もラケルさんと一緒に撮っていただきました。ありがとうございました。ラ・ガラニアのお二人も、フレンドリーな方です。

最後に、宗次ホールについて。このホールのオーナーの宗次徳二さんは、カレーハウスCoCo壱番屋の創業者で元社長(現在は特別顧問)で、クラシック好きが高じて、私財を擲って建てたのが、この宗次ホールです。ホールのデザインも素敵で響きもよく、売店も豊富で、ホームレス支援雑誌「ビッグイシュー」も売られて、中古CDもありました。募金箱もたくさんありました。世のため人のために活動している、宗次さんのホール、また行きたいです。



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