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どら猫亭日乗

読書や音楽、時評もどき(?)など、なんでもござれのブログです。

マーク・パドモア&ティル・フェルナー『冬の旅』

昨日ですが、岡崎シビックセンターコロネットでのマーク・パドモア&ティル・フェルナーのシューベルト『冬の旅』を聴きに行きました。

シューベルト
楽興の時 D.780
歌曲集『冬の旅』D.911

まず、前半はティル・フェルナーのピアノソロ。当初はブラームスのバラード4曲だったが、同じシューベルトの「楽興の時」に変更に。しかし、それでよかった。NHKFM「音楽の泉」のテーマ曲の第3曲も聴けたし、第5曲の激しさや、第6曲の美しさは格別だった。クリアなサウンドを楽しめた。CDを買い求めようとしたら、お目当てのが品切れで、平均律が高いので、Amazonでポチることに。

その次はメインの『冬の旅』。この歌曲集には旅人の苦悩や怒り、嘆き悲しみが込められている。全曲通して聴くのは初めてだが、ひとつのドラマのようにも、孤独なオペラにも思える。
マーク・パドモアは哲学者のような風貌だが、歌い出すと甘美でまろやかな感じがあるが、その反面怒りも叫びもうまく表現している。「冬の旅」を聴いている間、本当にトランス状態になり、心身共に染み入ってきた。旅人の孤独な心情を歌う彼の姿は、舞台俳優のようだった。
アンコールはなし。サイン会でのパドモアさんもフェルナーさんも、気さくで紳士的な方でした。とても貴重な音楽体験でした。

 


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